〜複雑形状の鋳物加工・マシニングによる高精度仕上げ〜
トラック・建機用「フロント・リアブラケット」
製品概要(Introduction)
エンジンとシャシーを繋ぐ「要(かなめ)」。振動と衝撃に耐える高剛性ブラケット

フロントブラケット・リアブラケットは、エンジン本体やトランスミッション、補機類(オルタネーター等)をフレームに固定するための重要な支持部品です。
エンジンの振動や走行時の衝撃荷重を直接受けるため、高い「剛性」と「耐久性」が求められます。同時に、他の部品と干渉しないよう複雑に入り組んだ「3次元形状」をしていることが多く、加工には高度な技術と治具設計能力が必要とされます。
森井では、ダクタイル鋳鉄(FCD)などの高強度素材を用いた、信頼性の高いブラケット製品を提供しています。
森井の技術的強み(Technical Advantages)
複雑な鋳物部品を正確に削り出す「3つのポイント」
複雑な3次元形状への対応力
ブラケット類は、軽量化と強度を両立するためにリブ(補強)が入った複雑な形状をしています。当社では多軸マシニングセンター等を駆使し、多面加工や斜め穴加工などの難易度の高い形状もワンチャッキング(少ない工程)で高精度に仕上げます。
取付穴の「位置度」と座面の「平面度」
相手部品(エンジンやフレーム)とボルトで締結する際、穴位置がわずかでもズレると組付けができません。また、座面が平らでないとボルトの緩みや破損の原因になります。当社は厳しい幾何公差(位置度・平面度・直角度)をクリアし、組立ラインでのトラブル「ゼロ」を追求しています。
VA/VE提案によるコストダウン
「複数の部品を一体化したい」「鋳物の肉抜きで軽量化したい」といったご要望に対し、加工屋の視点から形状変更や加工工程の短縮を提案(VA/VE提案)。品質を維持しながらコストダウンと軽量化の実現をサポートします。
製品仕様・対応スペック(Specification)
項目内容・対応範囲主要材質ダクタイル鋳鉄(FCD400, FCD450, FCD600)、ねずみ鋳鉄(FC250)、アルミ鋳物加工工程素材調達(鋳造) → 基準面加工 → マシニング加工(多面・深穴) → 表面処理(塗装・メッキ)幾何公差穴位置度・平面度:組立性を保証する高精度加工に対応製品サイズ手のひらサイズから、重量級のトラック・建機用大型ブラケットまで対応主な用途エンジンマウントブラケット、リーフスプリングブラケット、補機用ステー 等生産ロット多品種少量生産対応(試作開発〜量産)
解決事例・採用メリット(Solutions)
このような課題をお持ちのお客様に選ばれています
ブラケットの穴位置が合わず、組立ラインでボルトが入らないトラブルが起きている。
【解決】森井独自の治具と三次元測定機による保証体制により、正確な「穴位置度」を実現。スムーズな組立に貢献しました。
形状が複雑で、加工の段取り(セット回数)が多くコスト高になっている。
【解決】最新の設備と工程集約により、一度のセットで多面を加工。加工時間を短縮し、コスト削減に成功しました。
鋳物の調達から塗装(防錆処理)まで一括で任せたい。
【解決】素材手配から加工、カチオン塗装などの表面処理まで一貫対応し、完成品として納入可能です。



